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乳腺炎のケアをパパにお願い

乳腺炎でケアに来られたママさん。
左をケアしたら、次は右と、短期間に頻発。

お話を伺っていると、上のお子さんがいらっしゃるそう。
お子さんお二人の育児で、お疲れのようでした。

ケア中も、
上のお子さんが『ママ見て〜』とやってくると、
38度を超える熱を出していながらも、
『あー、ホントだねー、〇〇ちゃん、すごいねー。』ととても優しく丁寧に接してらっしゃいました。

ママさんの愛情の深さに感銘すると同時に、
これでは乳腺炎は治らない、そう思いました。

助産院まで、送って来てくれていたパパさんに、
『パパさん、明日はお休みですか?
明日、〇〇ちゃんと2人でお出かけしませんか?』と尋ねました。

〇〇ちゃんは、
『イオン行きたーい。パパと、アイスクリーム食べたーい!』と嬉しそう。

私から、〇〇ちゃんに『ママはお熱があるから、行けないから、明日はパパとお出かけしておいでね。』と、伝えておきました。

そして、パパさんに、
『今の、ママさんは、乳腺炎の詰まりを自分で治す力が、弱りきっています。
疲れやストレスを取って、心も体も元気になることが大切です。
だから、パパさんの力が必要です。よろしくお願いします。』
と、お願いをしました。


助産院でのケアは、乳房ケアだけでなく、
おっぱいの調子を崩さない授乳の仕方や、
セルフケアの方法、
ご家族を巻き込んだ生活のアドバイスをさせて頂いています。